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潰瘍性大腸炎の症状、食事による改善、食事療法について

潰瘍性大腸炎と食事

潰瘍性大腸炎の食事療法は基本的に薬物療法の補助として行うもので、潰瘍性大腸炎食事療法だけを単独で行っても効果は期待できません。

潰瘍性大腸炎食事療法の基本は高エネルギー食です。クローン病、潰瘍性大腸炎の患者さんは炭水化物、例と言うとご飯、おかゆ、お餅、うどん、パスタ、パンなどといったものをしっかりととっていただくことが潰瘍性大腸炎食事療法の基本になります。

こういう白いものは栄養がなさそうに感じますが、この主食をきちっと食べるということが、安全で食事性抗原になりにくくエネルギーがしっかり取れて、さらに便通を整えると言うことでも役に立ちます。この中でご飯、おかゆ、お餅などのお米の部類のものと、うどん、パスタ、パンなどの小麦の部類に属するものがありますが、潰瘍性大腸炎の食事療法により適しているのはお米類です。

お米には少し消化されない部分があり、それが大腸で腸内細菌の餌となって腸内環境を整え、便通を整える作用があります。
次に、たんぱく質について。たんぱく質の働きは身体を構成する重要な栄養素、腸管の再生と創傷の治癒と必要なとっても重要な栄養素です。


主なたんぱく質というと魚介類、大豆、大豆製品、肉類、卵、牛乳製品などがあります。この中で安全なたんぱく質というと、やはり魚介類と大豆製品だと思います。動物性のたんぱく質は消化・吸収に際して腸管に負担をかける為、控えたほうがいいでしょう。

潰瘍性大腸炎と低脂肪食

潰瘍性大腸炎の食事療法における一日に必要なたんぱく質の量ですが、クローン病の患者さんは経腸栄養剤を使いますので一回の食事でたんぱく質のおかずを一品程度あればいいのですが、潰瘍性大腸炎の患者さんでは経長栄養剤を使う治療は稀ですので、一回のおかずでだいたい一品から二品とるようにすればいいでしょう。

ちなみに低脂肪食というものもあって、これの目的は腸管の安静を保つと言う事と再燃を予防するということです。クローン病の患者さんは一日30グラム以下を指標にするといいでしょう。潰瘍性大腸炎の患者さんに関しては、一日何グラム未満にしたら再燃を防げると言う報告は今のところ有りません。
また腸管運動に対する各栄養素の影響ですが、一般には脂肪に対して注意が必要だといわれています。たんぱく質や糖質を摂った際にはそれほど腸管の運動は亢進しませんが、脂肪を取ったときには大腸の運動量が大幅に増えます。

ですので普段の食事おいては出来るだけ動物性の脂肪を減らすことを意識するようにしましょう。潰瘍性大腸炎の患者さんだったら、シソ油やゴマ油を使っていただいてもいいと思います。またクローン病の方は魚油、そして魚をメインにとっていくようにするといいでしょう。

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